エアリスの好きなシーン③6番街へ
タークスの追っ手をかわし、エアリスの家に行くふたり。
その夜こっそりと抜け出したものの、エアリスはクラウドの考えを見抜いていました。
「お早いご出発、ね」
いやみですが、エアリスが言うとなんか嫌な感じに見えません。
彼女の台詞はほとんどが明るくて相手を思いやってるのが見て取れるからかな。
これも、このあたりに不案内なクラウドを助けたいという気持ちと。
もっと一緒にいたいという、彼女の素直な気持ちからの行動でしょう。
母親としては気が気じゃありませんが・・・
公園でザックスの話をするエアリス。
ザックスの名前を知りたがるクラウド。
もうね、このシーンでクラウドがエアリスに興味を持っているのがはっきりします。
あのクラウドがですよ。
出会って間もない女の子の、初恋の人の名前を聞いているなんてっ。
職場が同じっていうのもあるでしょうが、それだって、現在新羅に対してテロ活動をする仕事をうけおっている身です。
興味ないね、のクラウドだし、エアリスが初恋の人、と言ったところでふつうなら、あまり関心を示さないんじゃないかなと。
それを聞いたって事は、興味ないねのクラウドは、エアリスには興味あるねってことで。
なんだかまだまだ、お互いの距離感を手探りながら、少しずつ近づいていく関係にどきどきわくわくしてました。