エアリスを好きな理由

エアリス・ゲインズブールをはじめとするFF7についてのブログです。毒吐き注意。野村・ティファ信者の方は特に注意お願いします。

エアリスがずっと一番好き

FF7無印発売当初からはまって、早18年。

その間の好きなキャラクター、常にトップに位置するのがエアリスです。

わたしの中での不動のベストキャラクターです。

 

可愛らしく華奢な見た目と反した、快活でさっぱりとした性格。

行動力にあふれ、周りを励まし、勇気付ける前向きさ。

星の声を聞くことができる、神秘性。

両親を失いながら不当に追われるが、それでも明るくいつも笑顔で。

人の気持ちも思いやれる、慈愛の心も持っている。

でも決して完璧ではなく、怒ったり、からかったり、調子に乗ってふざけてみたり。

どうしてここまで好きになれるんだろう、そう思うキャラクターです。

 

クラウドへの押しの強さが苦手だという人もいますが、わたしはそこも含めて好きなんですよね。

押しが強いといっても、どこかへ行くときに「いこ、クラウド!」って感じで明るく嫌味がない。

誘ってオーラだしてちらちらしているのは好きじゃないので、この明るさと積極性はわたしはとても気持ちが良かったです。

 

クラウドのことは最初は気になっていて、その理由がザックスに似ているからで。

でも一緒に旅をするうちに、彼の中の本当のクラウドに気がついて。

会いたい、って思うほどになっていく。

 

エアリスとクラウドは旅の間で恋人になっていたと公式小説でありますが、うなずけるところがいくつもあります。

最初の出会いから、何に対しても興味のなかったクラウドが、作戦中に花を買っていること。

再会で、エアリスのボディガードをデート1回でひきうけたこと。

公園でエアリスの初恋の人の名前を聞き出そうとしたこと。

 

この行動って、エアリスといると自然なんですが、クラウドの性格や別の場所での行動を考えるとだいぶ違います。

エアリスに興味がないと、ぜんぶありえない行動なんですよね。

そう思うと、わたしの脳内では、出会った瞬間に一目ぼれに似た何かを感じていた。

しかし鈍感なクラウドはよくわかっていなかった。

というかんじかな。

 

コスモキャニオンでの会話も一人悩むエアリスに

「俺が・・・俺たちがいるだろ?」

とか。

 

エアリスが死んでからもクラウドの心の中にはずっと彼女のことがあったと思います。

あまりにも明るくて、まぶしくて、そして突然消えてしまったから。

どうしていいかわからないまま、精神的にもさらに不安定になってしまって。

わたしもどうしていいのかわからないまま、ゲームを進めてました。

「ぜんぶおわったら、また、ね」を信じて。

 

死んだから好きになったんじゃないです。

確かに死んだキャラクターは好かれやすい。

ましてや、自分の運命に殉じた書かれ方をしていれば。

でもエアリスはわたしにとって、死んだから好きになったキャラクターではなくて。

生きている間から一番好きで。

生きて、幸せになって欲しかったキャラクターなんです。

 

ミッドガルでずっと追われていた幼少の頃から今まで。

ようやく広い世界に出て、たった2週間で死んで行ったエアリス。

どうしてもっと彼女を幸せにできなかったのか。

その気持ちがわたしが動かすクラウドだったので、やりきれないのです。

 

死の理由も正直、納得がいかなくて。

彼女が死ななくても、ストーリーには何の影響もないと知って。

エアリスはただ衝撃的な場面を出したいがために殺されたのかと。

コンピでどんどん死んだと思われたキャラが出てくる中、エアリスだけはもちろんいません。

 

いなくなってもエアリスが一番好きです。

きっと彼女を超えるキャラクターも、クラウドとエアリスというカップリングを超えるものも、わたしの中ではないでしょう。

 

AERITH LIVES