エアリスを好きな理由

エアリス・ゲインズブールをはじめとするFF7についてのブログです。毒吐き注意。野村・ティファ信者の方は特に注意お願いします。

クラウドの気持ちを追ってみた 2

俺を人形だといったセフィロスの言葉は、戯言だと思った。

エアリスのことは辛過ぎて考えられなかった。

当たり前のようにいつもそばにいて、心を通わせた女性。

心の一番奥が壊れて空っぽになっている。

そして、気づいた。

 

今までエアリスがいたから、気づかなかったこと。

ティファの、ときたま俺を見る不審な瞳。

時々混乱する記憶。

エアリスという光がなくなって、闇の中に飲み込まれた。

それは、自分が自分でないという、闇。

足元から自分の存在がなくなっていく感覚。

 

ライフストリームでティファと再会して、自分の過去を見極めた。

ザックスのことも思い出した。

彼は、俺にすべてをくれた人だった。

エアリスに会えるかと思ったけど会えなかった。

ぜんぶおわってないからだろう・・・きっと。

ぜんぶおわったら、会えるんだ。

 

自分は内向的で自信もなくて、人付き合いも下手だった。

演じていたクールで自信たっぷりの自分は、偽の人格。

でも、俺は確かにニブルヘイム出身のクラウドだ。

ティファがいてくれたから、自分を取り戻せた。

幼なじみ、ではないけど、戦友って言っていいかな。

数少ない、俺の友達・・・感謝してる。

 

決戦前夜。

どこにも行くところがないティファと一緒に語り、あきらめずに戦うことを誓った。

この戦いが終わったら、きっとエアリスに会える。

だから、俺はあきらめない。

 

ライフストリーム。

微笑む君。

差し出された手。

ああ、そうか・・・・

ぜんぶおわったら・・・それは、こういうことだったんだ。

 

また、会えたな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、なるべく自分なりにシナリオ忠実にたどったクラウドくんです。

もっともプレイヤーはわたしなのでどうしても選択肢エアリスよりですし、突っ込みどころいろいろあると思いますが、そこは華麗にスルーしてください。

 

最後までクリアしてエンディングを迎えたとき。

わたしは、ナナキの一族のほかは死んだのか?と思いました。

想像の余地があるエンディングなのでね。

ただエアリスが祈ってくれたのにそれはないだろうと。

 

ぼかしたエンディングにしてほしいな、リメイクでも。

まあ、ACとかあるけどさ。

コンピ基本認めてないんでっ。

 

 

クラウドの気持ちを追ってみた 1

本編からクラウドの気持ちを追ってみました。

もちろん、今のわたしの主観だし、違うって人もいるでしょう。

ただなるべく、自分の趣味や好みを考えずに、クラウドの気持ちになって、私なりに考えてみました。

 

 

 

村で友達がいなかった内向的な子供だった。

まぶしかったのは、いつもみんなの中心で笑ってる女の子。

村長の娘のティファ。

可愛くて、友達になりたかった。

憧れだった。

初恋だったかもしれない。

なのに、彼女を目の前で怪我させてしまった。

彼女の父親になじられ、大好きなティファを守れなかった自分を呪った。

それからは、人とますます距離を置くようになった。

喧嘩ばかりのときもあった。

荒れていた。

そんなとき、セフィロスのことを知った。

神羅の英雄、最強のソルジャー。

自分もソルジャーになったら、みんな認めてくれるだろうか。

ティファは、自分のことを見直してくれるだろうか。

そうしたら、こんな後ろめたい気持ちもなくなるだろうか。

村を離れる前に、ティファを給水塔に呼び出した。

ほかに別れを言いたい人もいなかった。

でも、彼女を呼び出せたなんて、自分にこんな勇気があったのかと思った。

一度も話したこともなかったのに。

一緒に遊んだこともなかったのに。

だから、きっと来ないだろうと、俺のことは嫌っているだろうと思っていた。

寒い中、たくさんたくさん待って。

そして、ティファはきてくれた。

ソルジャーになると告げると、ピンチのときは助けに来てといわれた。

唐突に何を言ってるのかわからなかったけど、約束してしまった。

だってティファは、俺に会いに来てくれたのだから。

 

村を出て、神羅に入って、でもソルジャーにはなれなくて。

自分の限界を知った気がした。

俺は特別でもなんでもない。

セフィロスなんて雲の上の存在だとまざまざと思い知っただけだった。

ザックスと会ったのも神羅でだ。

ザックスはソルジャーだけど、誰とでも気さくに話す明るいやつだった。

俺みたいな口下手なヤツにも、どんどん話しかけてきた。

俺にないものをたくさん持っていて憧れた。

それと同時に、自分の不甲斐なさが情けなくなった。

何がソルジャーだ。英雄だ。

俺には何一つ、成し遂げることなんてできやしない。

 

そしてニブルヘイムの調査の仕事に行き。

セフィロスの暴走、ティファは倒れ、俺はザックスに助けられ。

ピンチのときに助けられなかった。

約束したのに。

やっぱり俺は、英雄にはなれないみたいだ。

 

ザックスは俺を助けてくれた。

命と引き換えに。

朦朧とした意識のまま、さまよって、ミッドガルに着いた。

そしてティファと再会した。

懐かしい、という感情はなかった。

知っている人だ、という意識しかなかった。

 

このときの自分はザックスのことも覚えてなかった。

自分はソルジャーであること、それだけだった。

偽の記憶を抱えたまま、ティファに請われるままに、アバランチのテロ活動に力を貸した。

助けてくれた礼でもあった。

 

そして、エアリスとの出会い。

彼女といると、自分のペースが狂うのがわかった。

でもそれは、決して不快ではなかった。

むしろこれが、自然なんじゃないかと思うくらいに。

 

作戦行動中に花を買い、デート一回でボディガードを引き受け、つい声を上げて笑ったことなんかもあった。

常に追われているような状況なのに、俺を送ると言い張ったり。

危険なことには慣れている、といいながら、コルネオの屋敷に単身乗り込もうとしたり。

かと思えば、俺に女装なんて提案をしてくる。

彼女に言われると、なんとなく逆らえず、ほかにいい方法も思いつかず・・・

ティファの安全を確認するためと言い聞かせてたな。

 

マリンを頼んだために神羅に捕まったエアリスを助けに行くのにためらいはなかった。

あんなにつかまるのがイヤで必死に逃げていたのに、すまない気持ちでいっぱいだった。

ヘリでも殴られていたし、手荒な扱いを受けていないだろうか。

焦る気持ちで神羅に乗り込み、エアリスを救い出せたときはほっとした。

エアリスは古代種だから狙われる。

セフィロスも古代種だといっていた。

セフィロスを追う旅が始まった。

 

いつでも明るく、何を見ても好奇心いっぱいで、初めての世界を堪能するエアリス。

彼女といると、気持ちが明るくなるような気がした。

飛空挺に乗りたい、と言ったエアリスに、任せておけと大見得を切ったり。

いつもの自分と違う行動をとっていることに、だんだんと気づいていた。

 

俺が忘れていたザックス。

彼の家族に会ったときのエアリスとティファの様子がおかしかった。

ティファは明らかに知っている様子だったのに「知らない」と言い

エアリスはクラス1stのソルジャーで初恋の人だと言った。

クラス1stでザックスなんて記憶になかった。

それより、そう聞いたとき、嫌な感情が出てきて。

たぶん、嫉妬、何だと思う。

そう、このとき俺は、エアリスの初恋の相手に嫉妬していたんだ。

 

コスモキャニオンで、ティファは俺に言いたいことがありそうなのに言わなかった。

エアリスは、自分が最後の古代種だと、そのことに思い悩んでいた。

エアリスへの気持ちがわかりかけていた俺は、彼女を元気付けたかった。

俺がいるだろ、そう言いたかったのに、俺たちが、と直してしまった。

精一杯だった、それが。

そのときの、俺の、精一杯。

 

ゴールドソーサーでエアリスにデートに誘われた。

正直、デートはしたことがなかったのでそういうと、不幸な青年といわれた。

言われてみれば、21にもなってデートもしたことないのは不幸かもしれない。

でも、まったく不幸ではなかった。

最初のデートの相手が、エアリスなら。

 

あちこち遊びつくして、最後にゴンドラに乗った。

はしゃぐエアリスを見ているのが好きだった。

いつも笑顔で活き活きと楽しそうにしている彼女がまぶしかった。

そしてこのときの彼女は、「あなたに、会いたい」と言った。

意味がわからなかった。

でももしかして、時々頭の中で響く誰かの声。

これにエアリスが気づいているのだとしたら。

なんていっていいのかわからずに、俺は黙るしかなかった。

 

古代種の神殿でケットシーとの別れのとき。

エアリスが占ってといった、俺との相性。

相性ぴったり、幸せな未来が約束されてます、そう聞いたときのエアリスの嬉しそうな顔。

もしかしたら、俺もそんな顔をしていたかもしれない。

照れたように笑うエアリスが、嬉しかったから。

 

セフィロスが来てからは覚えてない。

痛いほど何かを殴ったことをかすかに覚えている。

エアリスが必死に俺を止めようとしていたことを覚えている。

 

自分の身体がコントロールできない恐怖をまざまざと味わったのはこのとき。

セフィロスのいいなりに黒マテリアを渡してしまった。

そして・・・エアリスは一人で行ってしまった。

情けない。大好きな女性に守られて、危険な場所に一人で行かせて。

それでも、俺はいつ操られるかもしれない恐怖に負けて動けなかった。

もし、自分がエアリスを・・・・

 

それは、なかった。

けれど、守れもしなかった。

エアリスを俺に殺させようとする力には抗ったが、彼女はセフィロスの刀に貫かれた。

動かなくなった彼女を抱いて、俺の心は止まった。

激しい慟哭とともに、心の奥の何かが壊れてしまった。

何を倒しても、俺の一番奥は、もう治せなかった。

 

 

 

CCのエアリス

CCは途中までプレイして挫折して、あとは動画でちらちら見ました。

なのでわかってない部分もあると思いますが、その上でのエアリスについて。

 

このとき彼女はまだ17歳。

スラムで花を育てていて、でもまだ花売りをしていなかった頃。

無印本編よりもう少し大人しい感じがした気がしました。

服の色が水色だったせいか、

「空がこわい」という後付設定のせいか。

 

エアリスにとって、ザックスは、驚きだったんだろうなと思います。

空から落ちてきたり、明るくって快活で、ソルジャーなのに嫌な感じがしなくて。

このときソルジャーは戦うのが好きな人だからこわい、とか言ってた気がしますが。

当然だと思います。

神羅ようするソルジャーは戦うための人たち。

戦うために体に何かをした人たち。

神羅に狙われ続けるエアリスが警戒してもこわいと思っても不思議はない。

 

クラウドにあったとき警戒しなかったのは、ザックスのような人もいるとわかったからでしょうね。

ソルジャーといっても、いい人もいる。

ましてや、クラウドはザックスに似ていた。

 

何度か会って、花籠を作ってもらったり、守ってもらったり。

そのうちに、好きになっていったんでしょうね。

でもそれは、初めてだったし、あまり友達がいるような描写もないエアリスだから、接し方も感じ方もよくわからなくて。

そしてザックスに気持ちを伝える前に会えなくなってしまう。

 

89通も手紙を書くのはエアリスらしくないと今でも思ってます。

それだけあきらめられなかった、好きだったんだって言ってもねえ・・・

わたしの中のエアリスはちがうなあと。

 

外見で言うと、正直サンダルはどうなんだと・・全体的に服も顔もしぐさもかわいくなかったなあ。好きって人にはごめんなさい。

 

CCはザックスと本編のつながりを意識するあまり、エアリスのもともともっているものがほとんどザックスからみになってしまった感じがしました。

リボンも、ピンクも、デート一回も、空から落ちてくるのも、ザクエアそこまでおすかー?って感じでしたね。

 

ザックスは好きですが、エアリスのもともとの服が「ザックスの趣味」だと彼女の性格が違っちゃうんですよ。

その服が好きだから着ている、わたしが選んだ、決めた。

そういう感じだと思っていたので。

好きだった男の好みに合わせたままってのがね、わたしが思うエアリスじゃなかったです。

 

CCのエアリスはザックスと会って変わった、そして本編のエアリスになる、っていうかんじでしょうか。

行方不明で連絡も取れない、彼氏でもない男を5年か4年か待ち続けたエアリス。

尻軽でしょうかねえ・・・5年行方不明なら、夫婦でさえ離婚できるんですよ。

 

CCエアリスが本編みたいな天真爛漫キャラだったらよかったな。

5年も前なんだから幼くなっても今度こそなんもいわれなかったのに。

本編よりふけて見えるのはどーゆー・・・いや、ポリゴン3頭身にはかなわないか。

やっぱりデフォルメキャラで進めたほうが好きですね、わたしは。

 

ザックスと会い、会えなくなって、初恋だったと気づいた。

だからこそクラウドと会ったときは、最初から恋の予感がしていたのかな。

ザックスとしぐさがそっくりだったから、っていうのはあると思うけど。

二度目の恋だからこそ、クラウドそのものをちゃんとみれる余裕があった気がします。

 

CCでザックスに夢を託されたクラウド

エアリスを救って欲しかったな。

ザックスが浮かばれない。

二次創作とかイラストとか

エアリスが嫌いっていうか、エアヲタが嫌いという話もよく見ました。

ティファが嫌いでティヲタはもっと嫌いっていうわたしなので、よくわかる話ですが。

その中で、

エアリスは物言いきつめだし計算高くて現実を見てる女なのに、創作物だと天然でうにゅとか言ってるのがイヤっていう。

髪型も服もぜんぜんエアリスじゃないのにとか。

 

まず嫌いならわざわざ見なくていいと思うんですよ。

わたしは、どーしてエアリス嫌いなのかな、とか不思議に思って調べたいからいろいろみましたが、二次創作ものは見ませんでした。

だって、それは明らかにもうティファが好きで書いてる人のものだし。

意見とかじゃなくって、ティファ好きな人の夢の世界だし。

何かわかるわけでもないし、楽しいわけじゃないのはわかるので手は出さないんですよ。

 

二次創作を読むときとか見るときって、自分の趣味にちゃんとあってないとつらいだけ。

同じエアリス好きが書いたものでも、あー、ちがうなってひともいますし、おもしろい!これ好き!っていうのあります。

たとえばカップリングとかも。ほんとにもうこれは、趣味の世界。

違うなって思ったら読まないし。

 

ただ、イラストはぱっと目に入ってくるから避けようがないときってありますね。

クラエアって検索してもクラティが出てきたりふつーにあります。

それはもう、事故ってことであんまり気にしない。

嫌悪感おおいほどぱっと見てすぐわかっちゃうかもしれないけど。

それでも、これはもう、自己責任で忘れるしかないと思ってます。

なにこの絵!こんなのエアリス(ティファ)じゃない!とかおもってつい気を向けちゃうと落ちていきますので。

その人の世界なんだからほうっておこうと思ってます。

 

で、その中でなぜかエアリスは天然で書かれていることが多いきもちわるいという。

書く人のきもちはなんとなくわかります。見た目ほわんとしてるし、独特のしゃべりで幼く見えるときもあったし。好きなものは可愛く描いちゃいますし。

天然エアリスもいいんじゃないですか、好きな人が好きなように描いてるだけだし。

わたしはエアリス好きなのでなんとも思いません。

こんなのちがうんじゃない?とも思いません。

その人の中のエアリスはそうなんだと思います。

それでいいんじゃないでしょうか。

 

ティファに関してはホント見てないのでわかりませんが、天然エアリスみたいにこれティファじゃないじゃない!ってのあるのかな。

ティファは公式がもうこれティファじゃないでしょってのやっちゃってるので、けっこういろいろやっちゃっても、もうなんでもありというか。

たとえばティファがぜんぜん無印っぽくない感じになってても、好きな人が愛を持って描いているならいいんじゃないかなって思います。

 

二次創作物とかは、公式にギッタギタに痛めつけられた心の傷を癒すのに、とても助かってます。

クラエアに限らずね。

 

 

 

 

エアリスのセリフいろいろ

エアリスのセリフいろいろ。

おもにアンチが黒歴史だというものを集めてみました。

 

「もう、クラウド なにやってるのよ!」

 

タルを落とし損ねるといわれましたね。

へたくそなので何度も言われたわ。ごめん、エアリス。

 

「女!!女の力なんて!?そういう言い方されてだまってるわけにはいかないわね」

 

偏見に真っ向からNOを言うエアリス。

見た目とぜんぜん違いますね。

 

「もう! またタークス、来たのかと思ったじゃない!おとなしく休んで!」

 

エアリスの家で外に出ようとするといわれる。

母親にしかられたような気分でしたw


「言いたいことはそれだけ?」

 

エアリスが案内するといったのに夜中に抜け出して言い訳するクラウドに対して。

余裕でお見通しって感じがいいね。

怒るでもなく、ほんとにグイグイ系のお姉さん。

 

「はいはい、どうにかします。クラウド、行きましょ!」

 

洋服屋のおやじさんをスランプから救うときのセリフ。

強気でポジティブで行動的なのが伝わってきますね~。

 

「エアリスちゃんデートにさそったらさ」
「100万ギルつまれてもいやだって。
お花は300ギルもするし……。意外と商売じょうずだぜ、ありゃ」

 

商売上手なヒロインとは斬新。

しっかりものというところがよくでていて、いいんじゃないでしょうか。

この場合、場所が場所ってのもありますね。


「…………ふ~ん。そうやって、ごまかしますか」

 

蜜蜂の館に入るクラウドに向かって。

このくらいで許しちゃうのがお姉さんというか。

彼女だったりしたら絶対怒るよね。止めるし。いや別れるかw

 

「デ・ー・ト! した事ないの?」「う~~ん、不幸な青年、ね」 

 

これイラッと来たってひといましたが、わたしは気にも留めませんでした。お姉さんってかんじで。でも実はエアリスもそんなにデート慣れしてなさそう。ザックスともしてなかったんじゃないかな?してたのかな?CC途中リタイヤなのでわかりません。

デートシーンのセリフなので照れ隠しでお姉さんぶってた感じもあったのかな?


クラウド!! しっかりしなさい!」 

 

マテリア渡しちゃうところかな。

そりゃ言うでしょう。しっかりしてくれよ~。


「バレットも元気出して!」

「そ~お?仕方ないね」クラウドのそばに行って「行こっ!」ティファにひどいんじゃない?といわれて「(こういうとき、ヘンに気を使わないほうがいいよ)」「じゃあわたしたち遊んでくるね」バレット、勝手にしろ!ちゃらちゃらしやがってよ!と出て行く「・・・怒っちゃった」「(ティファ)あ、でも、だいじょうぶみたい。なんだかいつものバレット。バレットちょっと元気になったみたい」

 

これ無神経に聞こえるのかな、アンチさんには。

わたしはエアリスの人をちゃんと思いやれる性格と、大人の対応がよく出ていると思いました。

なかなかいえないですよ、落ち込んでる仲間にこれって。

クラウドと遊びたいためにバレット放っておいたって意見も見ましたが、普通はそう思わないと思うのですが・・・。

少なくともわたしは違うなあ。


「いつも?いつもあんなこと言われてだまってんの?」

 

シドに言われ放題のシエラに向かって。

女なんて!に反応したエアリスらしいですね。

不当な罵倒は許せないのかな。


「何よアンタゴチャゴチャうるさいのよ!」

 

劇のときのセリフでしたっけ。

ふざけるとこういうセリフが出てきたような。

めずらしくキレたエアリスですね。おもしろい。

これ、ここだけだからいいんでしょうね。しょっちゅうやられたらキャラ崩壊だ。

 

 

 

 

 

黒歴史なんてエアリスにはないですね。

わたしにとってのエアリス黒歴史は、彼女の存在が軽んじられている今現在です。

 

 

 

エアリスのココが嫌い?

・BBAのくせにピンクのワンピ

 

22歳でBBAって・・・エアリスは言動が結構辛らつなので、見た目ピンクでバランスがいいかと。

まあ、野村氏のファッションセンスは好きじゃないですが。天野さんバージョンの服でリメイクはよろしくしてほしいです。

 

・いい年して幼女のような片言

 

「おっきな、鳥さん」とかかな。わたしもあそこは違和感ありました。

あとは独特の言葉の区切りとか倒置法っぽいしゃべりがありますよね。わたしは「鳥さん」以外はぜんぜん気にならないんですけど。

 

・しぐさがかわいくない、顔が気持ち悪い

 

これCCでダメだったってひとがいるみたいですが、わたしはコンピ全部あんまりすきじゃないのでわかります。しぐさとか、表情とか、いろいろ。ムービーはいいのもあるんだけど。

無印のしぐさは可愛かったと思います。3頭身だったからかな。

 

・恋愛アピールすごいのに、聖女とか神秘的とか詐欺

 

ああ、エアリスも言われちゃってるのか。これは無印エアリス好きもそう思ってます。多少神秘的なところはあるけど、セトラだしね。でも聖女とかは違うよね。

行動とキャラ設定の違いがエアリスとティファの苦しいところだね。なんとかしてよ公式さん。

 

・ずうずうしい電波おばさん

 

ずうずうしい→積極的で行動力がある

電波→独特のしゃべり?

おばさん→22才です

嫌いと好きでこうも違う印象なのかと驚愕

 

・せっかく育てたのに死ぬ

 

これ海外で見たけど、らしいなあってかんじでした。

そうよね、特にキャラに思い入れもなくてでも魔法系として育ててたのにってなるとね。

でもエアリスというキャラクターに罪はないぞー。

 

・服がえろい

 

下品になり過ぎず、女性っぽさがでてていいなと思います。

でも服は天野デザインが(しつこくてごめん

 

・すぐいなくなるお涙頂戴の薄っぺらいヒロイン

 

たしかにいなくなっちゃいますが、薄っぺらってどこが?

あの世界観で一番活き活きしていたうちの一人で、分厚い設定もあったと思いますが。

 

・たいした苦労もしてないし無神経

 

両親はなくなったけど、エルミナに可愛がられて育ったから苦労してないとか。

でも引き取られたのって7歳だったかな、もう物心はついてるし、母親が死んで悲しくないわけはない。

苦労してないキャラは好きじゃないってことなんだろうか?

 

・エルミナの心配をよそにクラウドについてきてタークスにつかまって足引っ張ってる

 

もしクラウドについてきてなかったら、コルネオから柱を壊す情報は聞き出せなくて7番街ごとアバランチ全滅でジエンドかな?

運よく聞き出せてもマリンをたすけられる人がいなくなっちゃうし。

むしろこれはエアリスの行動力のおかげで、マリンやバレットは助かったんじゃないかと。

 

・男の容姿によって花の値段を変えてた

 

容姿かどうかは断定されてませんね。

わたしの見解は以前延べたとおりです。

取れるところからとってると思ってますのでそのたくましさが好きです。

 

神羅に狙われるも、タークスが警護していて身の安全は保障されてる

 

ん?

タークスは神羅の組織ですよね。古代種が逃げないよう見張っていたり、隙をついて誘拐したりしてますけど。

連れて行かれた後、実験サンプルのひとつとして扱われてました。

これって身の安全の保証とは言いませんね。

 

・初恋の人が死んだ後、同じ元ソルジャーにデート1回と言い寄る

 

言い寄るというか、報酬の提案ですし。

初恋の人と似た感じの男に走るビッチとも見ましたが、好きな人のタイプって似てるときありませんか?

自分の好みってある程度傾向あると思います。

最初から好感持てる感じだったのは、否定しません。

それって、クラウドから見たエアリスも同じですし。

 

・実母にも養母にも守られ、タークスにもかげながら守られ、ザックスにも守られて、明るく育たないほうがおかしい

 

タークスは前述のとおり。

CCは最後までやってないのでザックスについてはあんまりわかりませんが、母が大切に育ててるのは同じ。

クラウドもティファも親には大切に育てられてる描写ありましたよね。

明るく育っているのが嫌いなのかな。

わたし、こんなに大変な運命。しくしく。っていうほうが好みの人いるんでしょうか。

 

・行き当たりばったりで無神経な言動で迷惑をかける

 

行動力ゆえ行き当たりばったりはコルネオのとことかありますね。

セフィロスのところも、そうといえばそうですが。

無神経な言動は、これ、とる人によってなんだろうな。

バレットに対する「こういうときは~」とかクラウドへの「じゃ、おもいっきり気にしちゃえば?」って、ある程度人生経験つんでると、助かる態度だなって思うんです。

たとえばあのときのバレットにほかになんて声を掛けられるでしょう。

落ち込みたいなら落ち込めばいい。でもわたしはそんなの気にしないし、元気になったらまた行動しようね。そんなふうに受け止めました。

クラウドへもおなじ。気にするなといえば言われた分だけ気にしてしまうことがある。

だから思いっきり気にしていいよ。でもわたしは、クラウドが気にしていようが、気にしないでいようが、だいじょうぶだよ。落ち込むのに飽きたら、また前を向こう。

そんなふうに感じました。

無神経な言動どころか、相手の立場に立った共感力のある言動だと思いました。

 

・最初から最後まで男のことしか考えてない

 

どこをどうみたらそうなるんだろう。

自分の古代種としての運命について、考えている描写あるんだけど。何度も。

 

・ティナやレナは相手がいなくてもちゃんとヒロインとして成立してたが、エアリスはクラウドがいないとヒロインとして成立しない

 

そうでしょうか?

エアリスはたとえクラウドと結ばれなくても、ちゃんとヒロインとしてのポジションと役割を果たしてると思います。

古代種という設定、星を救う物語のキーパーソン、彼女がいないと物語りは始まりません。

 

・尻軽ビッチなところが嫌い

 

尻軽ってなんだろう。

ザックスとは5年前にちょっといいなとおもっていただけだし、つきあってもいなかった。

クラウドにだって、積極的に話しかけたりするけど、尻軽って印象はないな。

 

・ティファがいるのにクラウドにベタベタするところ

 

ティファとクラウドは付き合ってないのにこの見方はおかしいんじゃないかな。

エアリスは好きなものは好きと表現できる素直さがあるんだと思います。

 

クラウド以外の仲間を大事に思っている様子がない

 

これ、わたしと同じ思い込みと思い違いですね。

無印では、バレットに対してとか、ナナキとか、いろいろありますし。

エアリス嫌いだなっておもいながらだと、忘れちゃうかもしれませんね。

 

・育ての親をおいて出会ってすぐの男と旅に出る薄情娘

 

古代種のこととか知りたいので旅に出たんでしたよね。星を旅する一族?でしたっけ。

それにエアリスが旅に出ないと、話が進まないんですが。

 

・ACで話しかける相手はクラウド、ザックス、カダージュだけ。男ばっかのビッチ。

 

クラウドのは話しかけたのか脳内なのか。

この3人以外に話しかける必要性があのストーリーにはなかったと思います。

 

・緊急時にクラウドの情報を幼児に聞き出すところ

 

マリンの「クラウドってどんなひと?って聞いてたよ!」のとこですね。

エアリスにしてみればティファに頼まれたものの、彼女のことはよく知らない。

クラウドについてのほうが話しやすいし、マリンも知っているから話の種にもなったんじゃないかな。

家についてすぐタークスに拉致されたというところから、道すがら安心させるためにいろいろ話したと思ってました。

真剣にこんな非常時に根掘り葉掘り聞きだそうとしていた、と考える人がいたことに驚きです。

エアリス嫌いだとそうなるのかなー。

 

 

 

思い込みってこわい

FF7を好きになって18年。

のめりこんで夢中になって遊んだ分、もやもやが残ったのも事実。

そしてそのもやもやを後押しするかのような、派生作品の数々。

 

開発者のインタビューや公式と名のついた本にはじめ、どういうことなのだろうと、いろいろ見ていた時期がありました。

常にエアリス熱があったわけではないのですが、変わらず一定の温度以上で好きなキャラだったので、時に再燃してはまたおちついての繰り返し、そういう感じでしたね。

 

エアリスが悪く言われてばっかりのときも、ほとんどの人にはそう見えるんだろうか?

みんなはティファが好きで彼女がヒロインで、エアリスは死ぬために出てきたキャラなんだろうか?

納得いかなくても、それはプレイした人の感想だし、人それぞれなんだからと。

ずっとゆるぎなくかわりないのは、だれがエアリスを嫌いであっても、わたしはエアリスが好きだということ。

だからそれはそれでいいんだ、と静観していました。

 

そのどれかで「よそ者」という記述を見た記憶があるんですよね。

それが公式なのか誰かの言葉なのかわすれたんですが、そこからあたまのなかにクラウドはまだ幼いとき(幼稚園~小学生低学年のイメージかな)に母親と二人で引っ越してきたという印象がありました。

物語の中では一切でてこない表現だったかなと気づきました。

指摘してくださった方、ありがとうございます。

そして、混乱させてしまった方、すみませんでした。

 

と同時に、ティファに対しても、ファンの人って思い込みがあったりするのかなと思い当たりました。

幼なじみというクラウドの設定も、彼がティファを好きでしょうがないという設定も、記憶違いでそのまま覚えちゃっているのかなと。

クラウドがティファを好きかもっていうのは本編でティファに好意的に答えていればある話なので好きな人はそれでいいと思います。

 

あんまり曲解しすぎたり、明らかに悪意のある解釈は別として。

なにせ昔のゲームなので(今もリメイクとかあるけど)ちゃんと覚えている人なんてコアなFFファンだけかもしれない。

リメイクは「年増女」が消えたように、昔と違ってるかもしれない。

そうして、無印は忘れ去られて、完璧に野村D好みのフルリメイクを大々的に売り出して、それが本当のFF7として、後に認識されるかもしれない。

 

なんかそこまで考えたら、ちょっと虚しくなりました。

派生のたびにどこかちがうエアリスのキャラクター。

これが今の公式だといえばそうなんですけれど。

わたしの好きなエアリスは、今度こそ本当に消えてなくなってしまうのかな。