エアリスのセリフいろいろ カームからゴールドソーサーまで
「・・・あなたに、そんなこと言われるなんて、不思議」
ツォンからしばらくあえなくなるが元気でといわれたときのセリフです。
ほんとに、不思議どころかどの口がと。
エアリス殴ったのは忘れてないぞ。
そう考えると、エアリスって根に持ったりしてませんね。
「おっきな、鳥さん」
コンドルフォートにて。
子供みたいな口調で記憶に残ってます。
ミッドガルから出たことがないエアリスには、衝撃的だったのかな。
「コンドルの卵、守らないと、ね?」
「クラウド、何迷ってるの?」
花という生き物を育てるエアリスにとって、命を守るのは当然なんでしょう。
なぜかティファは「クラウド・・・」と言ってます。
彼女の中にはたすけないという選択肢もあるのかな。
「クラウド、はやくっ!」
おぼれた女の子を助けるよう促すエアリス。
人工呼吸だって何だって、すぐにやらなきゃ命にかかわりますからね。
一方ティファは「どうするの?クラウド」と。
なんか嫌そうな印象を受けました。
「すっごいよね~!ね、わたし、あれに乗れるかな?」
2週目はここ来ると心が痛みました。
無邪気にはしゃぐエアリスに、期待しててくれ、と答えるクラウド。
すると
「うわ~!楽しみにしてるね!」
「一緒に乗ろうね、飛空挺!約束、約束!」
飛び上がって喜ぶエアリスが目に浮かびます。
もし、リメイクをするのなら、この願いをかなえてあげられないなら絶対にプレイしません。
「ね、クラウド。バレット見なかった?」
「むちゃなこと、ひとりでしてなきゃいいけど・・・」
仲間の心配もしますし、気も配れるエアリス。
大人だなあ。
「そうしよっかな?んん?クラウドくん、今何か想像しちゃったかな~?」
「クールな顔が崩れてますよ~」
「さ、いこいこ!」
クラウドをからかうエアリス、この組み合わせいいな~。
たまにクラウドからの反撃があるとさらにいい。
ソルジャーの素質があるんじゃなかったのか?みたいな。
一緒にいて自然な二人、好きです。
「わたし、エアリス。名前くらい、覚えなさいよ」
自分を実験に使おうとした博士におびえることなく指摘。
さらに聞きたいことがあると対等に会話。
あたりまえのようで、なかなかできないと思うな。恐れちゃうでしょ、ふつう。
「わからないこと、おおくて。ちょっとだけ不安なんだ」
「ね、クラウド。わたしのこと、どうおもってる?」
ここ、クラウドの返答が「わからない」「べつに」しかないんですよね。
どうして好意的なのがないのか。
エアリスの心を軽くしてあげられる返答が欲しかったのに。
それはそれとして、これ、珍しいシーンかもと思いました。
元気で明るく前向きなエアリスが初めて不安を口にする。
ストレートなエアリスらしく、「不安なんだ」と言葉にするところ、好きです。
察して欲しいなんてあまえたこと、エアリスはしないんですね。
「わたし、どのへんが古代種なの?」
「古代種って、どこがどうなるの?」
「はあ・・・どうどうめぐり。こういうのってこたえ、あるのかなあ、むずかしいよ」
自分のアイデンティティを探していたという意味では、クラウドとエアリスは同じ悩みを持っていたとも言えるんですね。
自分って何だろう。
エアリスは難しい問題に真正面から向き合っていた。
ティファは、自分のことでもない問題から逃げ続けていた。
ほんとうに対比ですね。性格、行動が。
「うわ~楽しまなくちゃ!そんな場合じゃないのはわかってるけど、ね」
「ね、バレットも元気出して」
「そ~ぉ?仕方ないね」
「(こういうとき、ヘンに気を使わないほうがいいよ)」
「だいじょうぶよ!」
どうしようもなく落ち込んでるときに、かえって放っておいて欲しい時ってありますよね。
エアリスは人の痛みを共感することができるんでしょうね。